上高地へ行くチャンスがあったので、オオイチモンジを見に行ってきました。まさか上高地に行くとは思っていなかったため、コンデジしか持っていなかったことが悔やまれます。とりあえず記録写真でも撮れればいいかと言う感じで楽しんできました。台風の後の好天に恵まれて、気持ちの良い一日でした。
上高地のバスターミナルでバスを降りるととても涼しい!さすが上高地!残念ながら雲がかかっていたため穂高は見れず。しかし川の水はとても澄んでいて美しい!さすが上高地!
梓川と河童橋
まともに見れた山は焼岳くらいでした。
焼岳 (2455 m)
とりあえず明神橋を目指して散策を開始します。こんな感じの木道が散策路には頻繁に出てきます。
歩いていると蝶がそこかしこから飛び出してきます。
ヒメキマダラヒカゲ Zophoessa callipteris (Butler,1877)
一番多く見かけたのはヒカゲチョウとコムラサキです。
ヒカゲチョウ Lethe sicelis (Hewiston, 1862)
コムラサキ Apatura metis substituta (Butler, 1873)
特にコムラサキは、ミネラル補給をしている集団を何度か見かけました。
獣の糞に集まるコムラサキ
こちらは石に集まるコムラサキ。特に濡れているわけでもないのに、何故かこの石にだけ集まっていました。翅の隙間から見える紫が綺麗です。
ときどき翅を広げてくれるところをすかさず撮影。見る角度で紫に見えたり茶色だったり。
翅を広げたコムラサキ
木の上の方には時折大きな黒い蝶が見えますが、なかなか低いところには来てくれません。
オオイチモンジ Limenitis populi jezoensis
結局まともに撮れたオオイチモンジはすれたのが一頭吸水しているところだけだったり・・・。低いところを飛んでいるのはいたのですが、とまってくれなかったので目に焼き付けるにとどめました。
歩いていると初めて見る甲虫が!メタリックグリーンの綺麗なやつです。後で調べたらアオハムシダマシのようです。
アオハムシダマシ Arthromacra viridissima
そんなこんなで時間をかけて明神橋までたどり着きました。人が少なめで快適な散策ができました。
明神橋
帰り際にはキベリタテハが見送ってくれました。すれた翅からこれまでの苦労が伺えます。小豆色の翅と金色の縁取りが美しい大好きな蝶の一つです。
キベリタテハ Nymphalis antiopa (Linnaeus, 1758)
帰りのバスを待つ間インフォメーションセンターに寄って見ると、明日は雨とのこと。前日は台風が来ていて大雨だったのとあわせるとなんと運が良いことか!きっと晴れ男がいたに違いない!
帰りのバスに揺られながら、土砂崩れで通行止めになっていたという現場を撮ってみましたが、あまり良く分からない写真が撮れていました。現在は工事中で片側交互通行になっていて、特に通行には問題ないようでした。
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