11/11/2008

カラスアゲハ・前蛹~蛹

Bianor Peacock
学名: Papilio bianor dehaanii (C. et R. Felder, 1864)

カラスアゲハの前蛹です。幼虫が蛹になる前の段階で、1日ぐらいの間前蛹の状態でじっとしています。


カラスアゲハとナミアゲハの蛹の比較です。左二つがカラスアゲハ、右がナミアゲハの蛹です。ナミアゲハに比べてカラスアゲハは横に太い印象があります。


横から見るとナミアゲハではツノのような突起が目立ちますが、カラスアゲハは平べったい形をしています。
この時期の蛹は、蛹の状態で越冬して来年の春に羽化して成虫の蝶になります。

11/05/2008

カラスアゲハ ・幼虫

Bianor Peacock
学名: Papilio bianor dehaanii (C. et R. Felder, 1864)

カラスアゲハの幼虫はナミアゲハの幼虫が白黒の鳥の糞状なのに比べて緑色が濃い。ナガサキアゲハも似たように緑色が濃いので見分けるのが難しい。写真は多分4齢幼虫


終齢幼虫になるとカラスアゲハは独特の模様と形になる。ミヤマカラスアゲハもカラスアゲハとよく似ているが、他のアゲハの幼虫との区別は簡単である。


頭にはなにやら複雑な模様が見える。何か意味があるのだろうか。

11/02/2008

キチョウ

Common Grass Yellow
学名: Eurema mandarina (de l'Orza, 1869)

ここ数日で急に寒くなってきました。よく見かける黄色い蝶、昔はキチョウと言う名前だったのですが、最近ではキタキチョウと名前が変わったそうです。本州で見られるキタキチョウと沖縄で見られるキチョウが昔はどちらもキチョウと呼ばれていましたが、実際は異なる種だったということで名前が変わったとか。