学名: Papilio bianor dehaanii (C. et R. Felder, 1864)

カラスアゲハの前蛹です。幼虫が蛹になる前の段階で、1日ぐらいの間前蛹の状態でじっとしています。

カラスアゲハとナミアゲハの蛹の比較です。左二つがカラスアゲハ、右がナミアゲハの蛹です。ナミアゲハに比べてカラスアゲハは横に太い印象があります。

横から見るとナミアゲハではツノのような突起が目立ちますが、カラスアゲハは平べったい形をしています。
この時期の蛹は、蛹の状態で越冬して来年の春に羽化して成虫の蝶になります。